10代を中心に盛り上がりまくっている動画共有SNSアプリの「TikTok」は今や1日10億回以上の再生回数のあるSNSとなっています。
TwitterやInstagram、Youtubeなどとすでに肩を並べるほどの人気度。また、10代20代というこれから間違いなくスマホ経済圏を動かすユーザーがたくさんいるためまだまだこれから右肩上がりに伸びるSNSと言えるでしょう。
そんなTikTokの運営会社は「どうやって利益を出しているのか?」「広告収入をどこで得ているのか?」はたまたどんなビジネスモデルなのか?ということについてこの記事ではお伝えしていきます♪
TikTokのビジネスモデルを勉強しつつ、これからユーザーも収入源として使えるのかどうか?を調査していきましょう!
TikTokとは?
TikTokは短編動画共有SNSアプリ。10代や20代を中心に人気を誇っています。
大きな特徴としては「すでに設定されている音楽に合わせて口パクをしたりダンスをしたりする動画」でコミュニケーションを図るようなアプリ。
このように芸能人もたくさん参加していますし、じゃんじゃんユーザーは増えているのでこれから大きなメディアとして一役を担うのは間違いありません。
ちなみに、TikTokの動画は15秒と決まっていて運営会社は中国の「ByteDance」という企業です。TikTokは日本だけでなく、アジア圏から欧米まで幅広く使われており全世界で2018年6月のタイミングでアクティブユーザーは1億5000万を超えている状態。
YoutubeやInstagramなどと同じようにTikTokを利用しているユーザーを「ティックトッカー」といい、完全に素人だったユーザーがTikTokにより有名になっている。
TikTokの収益化モデルとは?広告が収入源か
TikTokと同じ動画を主軸としたサービスは実はすでに多くありますよね。
- Youtube
- ニコニコ動画
- SHOWROOM
などなど…他にもまだまだありますがメジャーどころだとこの3つでしょう。それぞれのサービスはどのように利益を出しているかご存知ですか?
Youtube | 動画再生前、中に広告表示 |
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ニコニコ動画 | プレミアム会員の月額料金 |
SHOWROOM | 投げ銭の手数料 |
このようにそれぞれ少しずつビジネスモデルが異なります。
Youtubeは視聴者に動画を見てもらうタイミングで広告を流すことにより企業からの広告収入を得て利益を出しています。
ニコニコ動画は視聴者が快適に見られる環境を「プレミアム会員」として提供することで月額会員料金で利益を得ています。
SHOWROOMは動画のクリエイターに対して視聴者側から「投げ銭」という形でバーチャル上でお金を投げ銭するシステムでその一部をSHOWROOM自体の利益として収入を得ています。
このようにどのようなサービスももちろん会社が運営しているわけなので利益追及の部分が存在します。
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TikTokはどんな収益モデルなの?
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それら他の動画共有SNSの収益モデルがわかったところでTikTokではどのようなモデルで収益が立っているのか。気になるところですよね。
まだ実験段階
というのが実情のようです。Youtubeのように広告収入として表示されている企業の広告がたまに出てきたりもしていますし、別タブで様々な企業とのコラボ企画もあったりします。
ただ、この広告もYoutubeのように当たり前にように出てくる!というほど頻繁ではなくかなりたまにしか出てこない状態なのでテスト段階とされています。
ということは現状(2019年2月現在)、収益はさほど立っていないということになります。実はこのTikTokはアプリリリース直後に大きな資金調達もしており、会社の評価額は日本円換算して考えると約8兆円にもなるんだとか…
潤沢すぎるほどの会社規模となっているので言ってしまえばどのようなビジネスモデルでも間違いなく大きく利益を出すだろうと周りから見込まれているということになります。
TikTokは一体どのようなビジネスモデルを取り入れてくるのでしょうか?
- 広告収入
- ファンビジネス(EC)
- 投げ銭
当然ながら、TikTok以外の動画サービスが主軸として利益を出しているビジネスモデルはどれも取り入れることは可能です。その中でも間違いなく一番取り入れやすいのは先ほども紹介したような
動画と動画の間に広告を入れる
という広告収入の部分でしょう。マネタイズ化の仕組みが明確ですし若年層の支持が欲しい企業はこぞってTikTokに広告を出しに来るでしょう。
また、すでにYoutuberのように多くの素人が有名人化してティックトッカーとして活動しているのでインフルエンサーとしての動きもありそうです。そうなると当然ながらEC広告で利益をえることも可能ですし、ファンの動画を見たい!というユーザーが多くいることから投げ銭システムの導入でも十分利益を出せるでしょう。
その証拠に実はTikTokのアプリないには「ウォレット」という表記があり、バーチャル上の通貨を発行する様子が伺えます。
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全て視聴者(企業)側からの収入
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さて、気づいているかたもいるかもしれませんが実はこれまでの動画共有サービスは全て視聴者側(もしくは視聴者がいることにより企業)がお金を支払ってその一部が運営側の利益となるビジネスモデルとなっています。
動画を見て楽しむからそれに対してお金を払う仕組みは当たり前な気がします。これが例えば逆に、クリエイター側がお金を払うシステムになったら面白くありませんか?
動画を作った側がお金を払うことに何らかのメリットがあるとしたらクリエイターも喜んでお金を払うシステムに賛同するはずです。
クリエイターの一番のメリットは「ファンが増える」ということかと思います。TikTokにてファンが増えるために施策でお金を払ってもらえるような収益モデルがあればこれも成功するかもしれません。
このような収益モデルがもしも完成したとしたら…
視聴者・企業・クリエイター
全てからお金が動き、その一部を運営側が収益としてえることが可能なビジネスモデルとなり最強になりますよね。このようなビジネスモデルをTikTokが目指しているとしたらまさに大きな経済圏になることは間違いなしです。
これからが楽しみですね!!!
クリエイターは基本的にはお金を稼ぐ方法があったりするサービスも豊富です。投げ銭はまさにクリエイターに直接視聴者が投げ銭をしてそれがクリエイターの利益になるわけなのでTikTokも間違いなく近い将来、クリエイターが稼げる仕組みが作られる気がしています。
SORA’S FOCUS
今回はTikTokという10代を中心に爆発的に人気を誇っている動画共有サービスのビジネスモデルについて詳しく解説してきました。
どのような収益モデルを導入しても間違いなく大きな収益をえるはず。クリエイターとして稼げるような仕組みがないにも関わらずこれだけのクリエイターが続出しているわけなのでクリエイターが稼げる仕組みがもしもできたとしたらさらに爆発的に利用者は増えていくのではないかと思われます♪
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